回避依存症は、人前において「いい人」を演じることに熱心です。そうなると、相手が自分と仲良くしてこようと近づいてくるのですが、そうすると「冷たい態度で離れたくなる」というのが回避依存症の特徴です。好き避けにも似ているようですが、根本的に違うものです。

回避依存症は、あまり親しい関係になると、それまでの関係を断ち切りたくなる衝動に駆られることです。
回避依存症の人の特徴
回避依存症の人は、過去のトラウマなどから、「束縛されるのを嫌う」という傾向が見られます。仲良くなって相手の意図を汲み取ることが面倒なので、「仲良くなりたいけど、傷つくぐらいなら回避しよう」とするものです。好き避けと混同しやすいですが、好き避けとは区別されるものです。
回避依存症は、精神的に病んでいることを指すので、とにかく「相手を避ける」ことが徹底しています。付き合った後でも「消息不明」のような状況になるなど、束縛されるのを嫌って、相手を徹底的に避けようとするのが回避依存症の特徴です。
好き避けの場合
好き避けの場合には、恋愛経験などの少なさから、緊張をして離せなくなってしまったりすることがあります。好き避けの場合には、そっけない、冷たい対応をとりながらも、相手のことは「好き」という状態にあるので、避けながらも接近するのを繰り返します。