
愛に大切なのはストーリー
恋愛というのは、恋愛ドラマの主人公のように「ストーリー」があってこそ楽しいのです。その恋愛ドラマには、周囲の人の人間関係などもあるでしょう。そうしたものが総合的に「楽しい恋愛」というものを生み出すのです。マッチングアプリでは、そのストーリーを飛ばして、効率化だけを求めるようになります。
相手の潜在的な価値に気づかない
超有名人が道端でビラを配布しても、ほとんどの人が気が付かないでスルーしてしまうそうです。超有名人のブランドなしに勝負すれば、有名人であっても、スルーされてしまうのです。人間というのは、肩書きに弱いので、肩書きを持っていないだけで、相手に興味を持たなくなってしまうのです。
旅先でニートを好きになる
映画で良くあるパターンは、旅先で誰かと話していて、その人のことを愛してしまうというストーリーです。マッチングアプリでは、見た目のほかに、年齢、職業、学歴などの条件が先に来るので、ニートを好きになることはないでしょう。旅してるニートは、マッチングアプリをやっても、見向きをする女性はいないはずです。
マッチングアプリでは、少数の「条件が良く見える男性」に対して、女性の人気が殺到するという現象が起こります。実際の現実社会も似ている所はありますが、現実社会では「女性の好みも分散する」ということが分かっています。分かりやすい条件ばかりみなければ、女性の好みも分散するのです。
長期的な人間関係にならない
長期的な人間関係は、人の生活を豊かなものにします。マッチングアプリでいくらであっても、「短期的な出会い」ばかりになって、長期的な関係を構築することができないのです。恋愛が目的になってしまうと、何度もあっても、面白い会話などできないからです。
恋愛感情の発展
同じクラスメートであれば、毎日のように顔を合わせていたら好きになっていたということもあるでしょう。そうした「単純接触からの恋愛の発展」というものは、何か毎日の生活の中で「あの人のことを考える」みたいなドキドキ感があります。マッチングアプリにそんなものはありません。
女性としての価値を確認したい
出会い系サイトに登録すれば、よほど見た目が悪くない限りは、多くの男性から「言い寄られたような感覚」を覚えることができます。
偶然はどうして起きるのか
人間が恋愛に陥るというのは、偶然なのですが、それはマッチングアプリの上で起こる訳ではありません。普段の生活の延長線上で起こることなのです。では、偶然とはどうして起こるのか?ということです。例えば、「スキー場で偶然出会った」という出会いは、偶然のようで「スキー場に居た」という一致点があります。
恋人を作ることを目的に出会えば、そのこと自体が目的と化して、将来的にうまくいかなくなるのです。目的が恋愛になることで、恋愛で描かれるストーリーなど存在しなくなってしまうからです。
好きなことを継続してみる
人間は、自分自身が好きなことに対して熱中している時というのが、最も輝くものなのです。モテるコツがあるとすれば、好きなことを極めていくということでしょう。