
大人の人間関係は、与える、与えられるを意識して成立するものです。恋愛においても、与える、与えられることが釣り合うことで、
与える人こそ成功に近づく
与える人にならなければ、周囲に人が近寄ってこないので、成功者になることはできません。そこで問題にしたいのは、「どのように人に与えるか」ということです。周囲の人にとにかく優しくしていい人になっていると、その人を利用しようとする「テイカーの餌食」になってしまいかねません。
成功する人は、相手に与えるだけではなくて、「相乗効果」を考えることができます。自分が得をするだけではなくて、相手も得をするように動くことができるのです。このあたりの人間関係を巧妙に計算できるので、成功者になることができるということです。
最初に自分のことを優先する
自分のことを優先しながらも、周囲に対して与える行動をとり、周囲をあげていくことができるのは、ギバーが行える行動になります。そうすることで、相乗効果で「みんながハッピー」になることができるようになります。自分のことを大切にしながらも、相手のことを大切にするような行動をとっていきます。それを常に意識して行動するということです。
人間関係を生み出していく
人間関係がなければ、自分が助けて欲しい時には、誰にも頼みごとができなくなってしまいます。良い人間関係があってこそ、初めて
どのように相乗効果を生み出すか
自分が相手のためにやることで、相手も自分のことを考えてくれるのが基本的な人間関係になります。
テイカーに搾取されてしまう
善人がどれだけ周囲の人に与えようとも、テイカーが近くにいることで、全てを搾取されてしまうようになります。ギブをテイカーに向けてしまうと、そのまま搾取されてしまうことになりかねません。そのため、テイカーに対しては、ギブをしない方が良いという選択になっていきます。
テイカーに搾取されるような人でいれば、いくら頑張ったとしても社会的な成功ができないどころか、結婚まで遠のくような状況になりかねません。「いい人」は、どこまでも搾取され続ける傾向があるからです。自分の時間・お金を周囲に搾取されていたのでは、自分自身は全く豊かになれないのです。
自分の取り分も考えた行動をする
自分の取り分がどこにあるのかをきちんと考えた行動をすることができれば、テイカーに搾取されることもなくなります。何をするにも、自分の取り分を確保しながら、相手にも分け与えるという姿勢です。コミュニケーション能力が高くなってくると、自然に自分のメリットと相手のメリットを計算して、掛け合わせたところで折り合いを付けられるようになっていきます。
SNSで搾取される人々
SNSであっても、ギバーは搾取される傾向にあります。SNSにはまりこむ人は、いわゆる「やりがい搾取」の状態に陥ってしまいます。いくらツィッターで自分の意見を発信した所で、それは自分の特になることはなくて、ツィッター社に搾取されてしまったり、話題になった芸能人に搾取されてしまったりすることになります。
大勢に与えるようになること
お金が欲しければ、メディアなどを利用して、大勢の人に一度に与えることが大切になります。例えば、お笑い芸人などになって、テレビに出演して大勢の人に笑いを提供することで、成功に近づくことができるようになります。